Van Halen / 5150
ヴォーカルがDave Lee RothからSammy Hagerに交代した直後のアルバムです。Van Halenは既にビックバンドで名実ともにあり、ヴォーカルのSammy Hagerもソロとして既に売れていましたので、あのVan HalenにSammy Hagerが加入した!ということで、結構話題になったそうです。
Daveと違って、音域が広く歌が上手いSammyに変わり、ポップ路線の曲がずらりとならんでいます。もちろん速い曲もありますが、バラードや歌を聞かせる曲が多くなりました。Eddieのギターも「らしさ」を出しつつも、ヴォーカルを引き立てるギタープレイが見事です。今までは、どちらかというとEddieのギターと勢いで押し切っていましたが(Eddieのギターはそれでも超人的ですが)、この頃からぐっとポップになり、本当に歌が上手く、曲がいいバンドだなぁ、と思いました。